-
必要な能力について知りましょう
翻訳者になる際に、とても大切な能力があることを覚えておいてください。まず最初に必要となるのは、 英語力というものです。英語を正しく読み翻訳する力です。英語の文法や構文に従って英文を翻訳し、 正確に理解が出来ていないのであれば、英文の意味の翻訳は不可能です。 翻訳者は、通常TOEICなどで900点代のスコアを出します。実際英語がすきで翻訳の道に進んだ人も多くいます。
更に、次に必要となるのが、日本語力です。アウトプットとしての、日本語の表現力が大切になります。 翻訳の最終成果物の資質を、判断されるとても大切な要素となっています。プロの翻訳者でないとしても、 日本人ならば日本語は常に使用しているので、問題ないと思われる方がいると思います。 ですが、翻訳者は日常から、翻訳の成果物として、日本語の文章を作成するといった業務を行っているのです。
成果物のみを見れば、新聞記者や雑誌ライターといった人の日本語文章と同様の業務をこなしています。 そのような分野で、日々経験を積んでいる訳ですね。日本語の文章を通常通りに書けというのと、 プロの文章を書けと言われるのでは、とても大きな違いがあるでしょう。その意味で実際、この日本語力が 翻訳者のスキルで翻訳する言語と同じくらい必要になってくるのです。