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広がる中国語の文法についての誤解
中国語には、文法がないという勘違いをしている人がいます。
書いてある文章を別の人が読んだりして、 意味を受け止める際には、その間を渡す「きまり」が必要になるのです。そういった事を把握しなければ、 言葉を伝える事は出来ないでしょう。翻訳という物は、絡み合った糸をそういった「きまり」に 従い細く心に解く様な作業となっているのです。ですが、絶対に「感性」と「慣れ」に頼って出来るものではないです。それには、翻訳者はこのような事を いつも、意識している訳ではないのですが、必要となれば、自分の理解について、合理的な説明が可能に なる程度の文法力があったほうがいいでしょうね。そのような文法力がないのであれば、絶対に壁に ぶつかってしまうでしょう。
なので、翻訳者を夢見て、現在頑張っているのであれば、まず最初に、文法と語法を、きちんと見につける 必要があるのです。自分の水準に適した、文法の参考書を何冊か購入し、何回か繰り返して読む事が 大切になるのではないでしょうか。もしあなたの記憶力の中で、可能であるのなら、例文といった物も、 全て覚えると更に効果的なのではないでしょうか。